【とげなし輝楽】猛暑の被害報告【ナス収穫記録】
こんにちは、パーシーです。
今日はナスの収穫をしながら猛暑続きによるナスへの影響・被害報告をしていくよ。
ほぼ毎日のように収穫はしているのですが、収穫時に気が付いた事や気になる事、皆様にお伝えしたい事等を記事にしました。
そんな方々に読んで頂ければ幸いです。
この季節は室温でも31度~34℃の猛暑日が続き、うちのナスにも深刻なダメージが。。。
僕も昼間が暑すぎて夜しか眠れないよ。。。
ナスの収穫【品種:とげなし輝楽】
こちらが「とげなし輝楽」というナスです。
おお~!
綺麗に黒光りしてるねっ!
こんなに黒くてテカテカしているナスが他にあるでしょうか??
写真右下に映っているナスたちは猛暑の影響もあり、硬くなってしまったものです。色合いからもそれが分かります。
「とげなし輝楽」の認知度は少し低めなので紹介をしていきたいと思います。
- 受粉作業をしなくても果実が肥大する単位結果性
- とげが無く農作業や調理等の効率が良い
- 日持ちする(輝きが長持ちする)
- うまい!
このような特徴がある為、「生産者」と「消費者」共にメリットがございます。
しかし、猛暑日が続くと「単位結果性」が不安定になる為「着果促進処理」が必要になります。
着果促進処理とは・・・トマトトーン等のホルモン処理剤を利用する事
猛暑の被害報告:硬いナス(ボケナス、石ナス)
なんかちょっと色が薄くて、硬そうな感じがするね。。。
こういった硬いナスが多くなってくる原因は猛暑による「単位結果性が不安定になる事」と「水分不足」が主な原因です。
液肥を時間帯で自動投入するのですが、猛暑にはビニールハウスの中という事もあり、水分の蒸発が著しいです。
以上のような対策が必要になります。
猛暑の被害報告:すす病+うどんこ病
うわぁ、これはすごいね!!
こちらの写真はすす病とうどんこ病が併発して枯れてしまっている葉です。
どちらも猛暑が原因で起こりやすくなる病気です。
特にコナジラミ等は気温が高温になると発育サイクルが早まるので対策に大忙しです。
薬剤防除ばかりで大変だよね。。。
今日のまとめ
このように気温が高温になればなるほどさまざまな病気や害虫の発生が活発になり、ナスの生育や収穫に大きな影響を及ぼします。
ビニールハウス栽培をしている農家さんや家庭菜園をされてる方は特に注意が必要です。
一度病気や害虫が広まってしまうと抑制するのが難しくなってきます。
本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
またこれからもよろしくお願いします。
いつも読んでくれてありがとね。